

雪につつまれたヘルシンキから皆様に新年のご挨拶を申し上げます。 昨年は日本・フィンランド外交関係樹立90周年の節目の年にあたり、能楽、茶道、民謡、香道などの日本の伝統文化を紹介するイベントから、名古屋で毎年行われている「世界コスプレサミット」のフィンランド予選大会などきわめて今日的な催しまで、数多くの事業が実施されましたが、いずれも多くの参加者をあつめ、フィンランドの人たちの日本文化への関心の高さを改めて見せつけました。日本を訪れるフィンランド人は年間約2万人にのぼります。日本文化に関心が高いといわれるフランス人の訪日数が約15万人です。フランスの人口はフィンランドの約15倍ですから、人口あたりでは、フランスに比較して2倍のフィンランド人が訪日していることになります。 一方、日本人もフィンランドのデザイン、文化に高い関心を示しています。昨年からムーミン展が日本を巡回していますが、このムーミン展は、東京における3週間だけで、4万人の観客を集めました。これは、タンペレのムーミン谷美術館の年間の訪問客を上回っています。 昨年は、日本とフィンランドの良好な関係をさらに発展させるきっかけの年となりました。今年は昨年までの積み重ねを足がかりとして、相互理解や友好を更に深めていくために努力したいと考えておりますので、皆様方のご協力を心よりお願いして、年頭のご挨拶とさせていただきます。
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平成22年1月1日 |