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在フィンランド日本国大使館 メールマガジン
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2011年10月1日発 第24号
< 目次 >
1.大使館からのお知らせ
・平成23年10月補欠選挙について
・領事サービス向上・改善のためのアンケート調査の実施について
・在留届について
2.日本関連イベント情報
3.フィンランドをもっと知ろう!
・フィンランドが世界経済フォーラムで第4位の経済競争力国にランキング
・ヘルシンキ音楽センター
・手作りキャンドルの作り方
・フィンランドの民族衣装シリーズ
サーメ人の民族衣装
・フィンランドの国立公園シリーズ
ヌークシオ国立公園
< 内容 >
1.大使館からのお知らせ
■■平成23年10月補欠選挙について■■
本年10月の補欠選挙については、実施されないこととなりました。
在外選挙人名簿への登録手続に際しては、登録完了までに通常2か月ないし3か月を要しておりますので、ご登録を希望される方は、当館領事窓口にてお早めにお手続きください。
在外選挙に関する詳細は、外務省ホームページ(http://www.mofa.go.jp/mofaj/toko/senkyo/index.html)をご覧ください。
■■領事サービス向上・改善のためのアンケート調査の実施について■■
当館では、領事サービスの向上・改善を目的として、10月中、フィンランド在留邦人の皆様を対象にアンケート調査を実施することとしました。
アンケートは、当館領事窓口でご記入いただけますほか、ウェブサイトからご回答をお寄せいただくことも可能です。詳しくは、当館ホームページ(http://www.fi.emb-japan.go.jp/jp/index-j.htm)をご覧ください。
より良い領事サービスのために、皆様のご協力を賜りますよう何とぞよろしくお願いいたします。
■■在留届について■■
在留邦人の皆様にお届けいただく在留届は、各種申請・届出等の行政サービスを受けるために必要となるほか、緊急事態発生時においては、所在確認、安否確認等に利用される大変重要なものとなります。
在留届は、書面のほか、外務省ホームページ(http://www.ezairyu.mofa.go.jp/)からお届けいただくことも可能です。
また、ご滞在中に届出の内容に変更が生じた場合、又は、ご帰国・ご転出が決定した場合にも、その都度、変更又は帰国等の届出をお願いします。
変更又は帰国等の届出につきましては、電話又はEメール(inquiry.jp@jpnembassy.fi)による届出もお受けしておりますので、お忘れなくお届けください。
2.日本関連イベント情報
■■トゥルク国際図書展■■
9月30日から10月2日、トゥルク見本市会議センターにおいて第20回トゥルク国際図書展が開催されています。節目の年となる今年は、日本がテーマ国として選ばれており、大規模ブースに日本の本を400冊出展しています。日本文学や寿司のセミナーも実施されています。是非お越し下さい。
○期間:9月30日(金)~10月2日(日)
○会場:トゥルク見本市会議センター
○入場料:14ユーロ
○詳しくは、下記のウェブ・サイトで(英語版あり)
http://www.kirjamessut.fi/
■■第2回大使館オープンハウス■■
10月4日、日本大使館内図書室において、日本語を勉強しているフィンランド人とフィンランド語を勉強している日本人の交流のための第2回大使館オープンハウスを開催いたします。今回は、帰国留学生会の活動紹介と日本に関する最新情報の提供の他に、いよいよアザラシ型ロボット「パロ」が登場します。定員30名程度になりますのでお早めにお申し込み下さい。
○期間:10月4日(火)午後4時~6時
○会場:在フィンランド日本国大使館内図書室
○入場無料
○詳しくは、当館のウェブ・サイトで(日本語版あり)
http://www.fi.emb-japan.go.jp/jp/index-j.htm/
■■生花展覧会「RANKA」■■
12月7日から11日、ヘルシンキ市中心部にあるギャレリア・ヨハンスで、草月生花研究会のリーサ・ヌルミネン先生及びその生徒達による生花展覧会が開催されます。書道や茶道のデモンストレーションも実施される予定です。
○期間:12月7日(水)~11日(日)
○会場:ギャレリア・ヨハンス(Etelaranta 14)
○入場無料
○詳しくは、下記のウェブ・サイトで
http://www.galleriajohans.fi/
■■北欧旅行博■■
1月19日から22日、ヘルシンキ・フェア・センターで、「北欧旅行博(Nordic Travel Fair MATKA)」が開催されます。毎年千社以上が出展し8万人以上が訪れる北欧最大の旅行博覧会で、日本大使館もJTBフィンランド社と共催で日本ブースを出展し、恒例の書道や折り紙のイベントのほか、寿司デモンストレーションを含む数多くの日本文化紹介を行う予定です。
○期間:1月19日(木)~22日(日)
○会場:ヘルシンキ・フェア・センター
○詳しくは、下記のウェブ・サイトで(英語版あり)
http://www.matkamessut.fi/
3.フィンランドをもっと知ろう!
■■フィンランドが世界経済フォーラムで第4位の経済競争力国にランキング■■
世界経済フォーラム(WEF)の発表によるとフィンランドはスイス、シンガポール、スウェーデンにつぎ第4位の経済競争力をもつ国として評価され、昨年の7位から3ランク上昇しました。
評価は、経済、保健、教育、労働、技術、研究開発、インフラなどの統計から総合的に計算されます。フィンランドは、保健・教育の評価が高くなっています。
日本は9位でした。
フィンランドは、2001年、2003年、2004年の同調査で第1位に輝いていました。
■■ヘルシンキ音楽センター■■
2011年9月1日にオープンしたばかりの「ヘルシンキ音楽センター」(Musiikkitalo/Helsinki Music Centre) についてご紹介させていただきます。
ヘルシンキ音楽センターは、現代美術館キアスマの隣に建設された新ホールです。主に、オーケストラやシベリウスアカデミーによる演奏が行われますが、その他、クラシック音楽コンサート、オペラやミュージカルなども開催されます。
ヘルシンキ音楽センターの中にあるホールは、音響効果が高められるように音響設計家である豊田泰久氏により設計されています。1704人の観客を収容できるメインコンサートホールをはじめ、コンサートの種類に合わせ、140人~400人を収容出来る中小合わせて6つのホールがあります。
コンサートホールの他にも、ヘルシンキ音楽センターには、シベリウスアカデミー図書館やレストラン、カフェなどがあり、コンサート目的以外の方々も利用することができます。シベリウスアカデミー図書館では、主にシベリウスアカデミーで使用されている音楽を聴いたり、音楽の歴史に関する本を閲覧したりすることもできます。
○ヘルシンキ音楽センター開館時間
月~金:8:00~22:00
土、日:9:00~22:00
(閉館日:2011年12月24日~26日)
コンサートの時間等により、開館時間は変更になる場合があります。
シベリウスアカデミー図書館、チケットセンター、レストラン、カフェなどの営業時間は、ヘルシンキ音楽センターの開館時間とは異なります。
○詳細
ウェブページ(英語)http://www.musiikkitalo.fi/web/en/hours-of-operation
○参考:「ヘルシンキ音楽センター」について
ウェブページ(英語)http://www.musiikkitalo.fi/web/en/home
■■手作りキャンドルの作り方■■
夜の長さが増し、クリスマス・シーズンも近づく秋の時期、暖かい雰囲気づくりにはキャンドルに火を灯すのがお勧めです。そしてこのキャンドルは、家で手作りすることも出来るのです。キャンドル作りには、溶かした蝋を型に流し込む方法と、溶かした蝋に灯芯を繰り返し浸す方法の2通りがありますが、ここではより簡単な前者の方法をご紹介します。
キャンドル作りには通常、パラフィンとステアリン酸を用います。これらを含むキャンドル作りの材料はSinooperiやTiimatiのような手芸用品店で購入することができます。また、キャンドル作りは、家に余っている古いキャンドルを溶かして再利用する良い機会でもあります。その場合、色毎に分けることが必要です。白いキャンドルは他の色と混ぜることが出来ますが、多少白っぽい色に仕上がります。手芸用品店では、キャンドル・カラー(キャンドル用の着色剤)やキャンドルの芯を購入することもできます。
キャンドル作りでは、様々な容器を型として利用できます。飲み終わった後の牛乳パックやヨーグルト・カップを型とすることができますが、これらの型に入れたままキャンドルに火をつけることはできません。ガラスや陶器の容器を型とした場合は、そのまま火をつけることができます(容器の耐火性をご確認の上、お使いください)。
材料:型(容器)、パラフィン、ステアリン酸、深鍋、キャンドルの芯、箸またはスティック状のもの
(1)容器の底に小さな穴を開け、その穴にキャンドルの芯を通す。容器の下側にくる芯の端は結び目をつくるか、テープ等で容器の底に貼り付ける。溶かした蝋が漏れないように、容器の底の穴もテープなどでふさぐ。
(2)キャンドルの芯の反対側を、箸またはスティック状のものに結びつける。その箸を、容器をまたぐように置き、キャンドルの芯がまっすぐになるよう調整する。
(3)パラフィンとステアリン酸を、加熱しすぎないよう湯煎して溶かす。
(4)溶かした蝋を容器に注ぎ込むが、ここで蝋を少し残しておく。蝋の温度が下がると、芯の近くに小さな穴ができることがよくあるため、鍋に残しておいた蝋を滴らせるように加えて平らにする。
(5)キャンドルが完全に固まったら、(可燃性の容器の場合)容器から取り出し、芯を適当な長さに切る。
パラフィンやステアリン酸は加熱しすぎた場合引火しやすいので、十分ご注意ください。子どもがキャンドル作りをする場合は、必ず大人が付き添ってあげてください。
■■フィンランドの民族衣装シリーズ(サーメ人の民族衣装)■■
ラップランド地方には、サーメ人と呼ばれる先住民族が、フィンランド、スウェーデン、ノルウェー及びロシアの4カ国にまたがって居住しています。サーメ人は独自の文化や言語(サーメ語)を持っていますが、居住地域ごとにその文化や言語が少しずつ異なります。
フィンランドに住むサーメ人は、3種類のサーメ語を擁し、彼らの民族衣装はInarisaame、 Kolttasaame、 Vuotso、 Utsjoki及びEnontekio(最後のoにはウムラートがつきます)の5種類に分類されます。5種類ともに男性用と女性用の衣装があります。フィンランド人の民族衣装とは異なり、サーメ人の民族衣装は時の経過や制作者によって少しずつ変化するという伝統があります。
サーメ人の民族衣装は、ドレス、ジャケット、帽子、ベルト、手袋、ズボン、レッグ・ウォーマー(丈の短いsapikkaatや長いsisnakat)、スカーフ(paula)、靴(nutukkaat)及び装飾品等の幾つかのパーツから成り立っています。
伝統的にベーズやウールで作られていたサーメ人の民族衣装も、今日では着用者の好みに応じて他の素材でも作られるようになっています。例えば、男性のズボンは布素材に加えてトナカイの皮革や毛皮でも作られますし、レッグ・ウォーマーや靴はしばしばトナカイやヘラジガの皮革や毛皮で作られます。
サーメ人の民族衣装の典型的なイメージは、青い衣装にたくさんの刺繍があしらわれたものですが、先に挙げた5種類の衣装の中でもEnontekio(最後のoにはウムラートがつきます)が最も色彩に富んでいます。衣装本体の生地は青か黒で、刺繍部分に最も用いられる色は赤や白ですが、他の色を用いることも可能です。実際には衣装の制作者がどの色を使うか決めることになります。
Enontekio(最後のoにはウムラートがつきます)の写真をご覧になりたい方は、下記のページからどうぞ。
http://www.samiduodji.com/19(フィンランド語)
サーメ人の民族衣装は、民族としてのアイデンティティーや個人のルーツを体現するものなので、サーメ人以外の人々が着用するべきではないと言われています。
■■フィンランドの国立公園シリーズ■■
今秋、メールマガジンでは、フィンランドの自然の一端を垣間見ることを目的として、新しい「フィンランドの国立公園シリーズ」を開始しました。
フィンランドには、合計37の国立公園が存在し、南はヘルシンキに近いシポーンコルピ国立公園から、北は国境沿いのレンメンヨキ国立公園まで全国各地に散在しています。国立公園は、自然界の多様性を保存する場であるとともに、訪れる人々にとって美しい自然を堪能する機会を提供する場でもあります。Metsahallitus(最初のaにはウムラートがつきます。日本の林野庁のような機関)は、全ての国立公園において様々なサービスや施設を維持・管理することで、訪れる人々が安全にフィンランドの自然を堪能できるよう努めています。
「フィンランドの国立公園シリーズ」では、8つの国立公園をご紹介します:
第1回 ヌークシオ国立公園
第2回 シポーンコルピ国立公園
第3回 サーリストメリ国立公園
第4回 プーリヤルヴィ・イソスオ国立公園
第5回 セイツェミネン国立公園
第6回 コリ国立公園
第7回 シュオテ国立公園
第8回 レンメンヨキ国立公園
第1回 ヌークシオ国立公園
ヌークシオ国立公園は、ヘルシンキに最も近い国立公園の一つで、ヘルシンキから1時間弱でアクセスすることができます。公共交通機関でのアクセスも容易なため、日帰りで訪れることも十分可能です。ヌークシオ国立公園の50以上にもおよぶ小さな湖や池は、学校の遠足や企業のレクリエーションの場としても人気で、夏の週末にはKattilaやHaukkalampi(ヌークシオ国立公園の中のエリア)に設定されるハイキング・コースも大変混み合います。
ヌークシオの森には、夏はブルーベリーや苔桃、秋は野生のキノコがあふれ、誰でも自由に採ることができます。そのため、ヌークシオ国立公園では採ったベリーやキノコを入れるための籠を持ったフィンランド人をよく見かけます。さらに、公園内の決められた場所ではキャンプや小規模のキャンプ・ファイヤーをすることが許可されています。
ヌークシオ国立公園のマスコットはモモンガです。モモンガは希少動物で、フィンランド及びEUの法律により厳格に保護されていますが、ヌークシオ国立公園にはフィンランドのどこよりも多くのモモンガが生息しています。モモンガは夜行性なので、残念ながら昼間見かけることは難しいですが、ヌークシオ国立公園には他の多くの動物も生息しているため、森の中でのハイキング中にヘラジカや狐、オジカジカ等に出会えるかもしれません。
ヌークシオ国立公園は、日本人にとって「かもめ食堂」のロケ地として知られています。同映画のシーンの幾つかは、HaukkalampiやMustalampi(ヌークシオ国立公園の中のエリア)で撮影されたため、映画の公開後日本人観光客にとっての人気スポットとなりました。また、小林聡美さん他が出演されたコマーシャルも、Mustalampi近くの野外炊事炉で撮影されました。このエリアは多くの鳥類の生息地でもあるため、海の近くでないにもかかわらず、しばしば本物の「かもめ」を見ることができます。
<ヌークシオ国立公園情報>
○創設:1994年
○場所:南部フィンランド(エスポー市、ヴィヒティ市、キルッコヌンミ市にまたがる)
○規模:45平方キロメートル
○マスコット:モモンガ
○アクセス:
●Leppavaara(最初のaにはウムラートがつきます)鉄道駅から、SiikaniemiまたはSiikaranta行きの28番、28K番、28T番、28KT番バスを利用する。
●Espoo鉄道駅から、Nuuksionpaa(最後の2つのaにはウムラートがつきます)またはKattila行きの85番、85A番バスを利用する。
●85番、85A番を利用した場合、Haukkalampiに最も近いバス停は「Haukkalammentien risteys」。バス停からHaukkalampiのインフォメーション・ヒュッテまでは2kmほど歩く。