II.フィンランド政府による新型コロナウイルス感染対策措置

2020/7/27
 7月27日時点でフィンランド政府による新型コロナウイルス感染対策の規制措置は以下のとおりです。各種規制措置は状況に応じて変更される可能性がありますので、政府のHP等で最新の情報をご確認ください。
 
〈1 出入国制限〉
 フィンランドへの渡航に際しては、原則、渡航者の国籍別ではなく、居住する国別で入国制限が異なりますのでご注意ください。制限は概ね以下の3つのカテゴリーに分けられます。
 
(1)EU・シェンゲン域内国等欧州の国で感染拡大状況が、フィンランドと同程度に良いと認められる国
 アンドラ、ベルギー、キプロス、デンマーク、エストニア、ドイツ、ハンガリー、アイスランド、アイルランド、イタリア、ギリシャ、マルタ、リヒテンシュタイン、ノルウェー、オランダ、ラトビア、リトアニア、サンマリノ、スロバキア、ヴァチカン
これらの国からの入国制限は解除され、入国後14日間、検疫相当の自主待機は求められていません。また、フィンランド人・フィンランド在住の外国人は、往来も認められています。
(2)EU・シェンゲン域内国で感染拡大状況が、フィンランドと同程度と認められない国
 オーストリア、スロベニア、スイス、ブルガリア、クロアチア、チェコ、フランス、ルクセンブルク、ポーランド、ポルトガル、ルーマニア、スペイン及びスウェーデンからの入国規制は継続しており、フィンランド人とその家族、フィンランド滞在許可を持つ外国人、その他必要な移動の目的のある方のみ入国が認められ、入国後14日間、検疫相当の自主待機を求めています。
(3)EU・シェンゲン域外国でEU理事会の勧告で入国を認めてよいとされる国
 現在、EU・シェンゲン域外国でEU理事会が入国を認めてよいとしている13か中、日本を含む9か国(中国、ジョージア、日本、韓国、ルワンダ、タイ、チュニジア、ウルグアイ及びニュージーランド)に居住する方のフィンランドへの入国規制は解除されました。フィンランド入国後の14日間の自主検疫は不要です。ただし、日本からフィンランドへの渡航に関し、日本政府は引き続き渡航中止を勧告しています
 これまで緩和基準を満たしていたアルジェリア及び豪州については、現在、緩和基準を超えていることから、入国規制措置が再開されています。また、EU理事会が入国を認めてよいとしている13か国中カナダとモロッコや、EU・シェンゲン域外国からの入国規制措置は継続されています。
 
 入国規制が解除された国が発給する旅券所持者は、当該国に居住するとみなされますが、居住地確認の質問をされる場合があります。原則、本人の申告に基づき判断されますが、居住場所の証明として当該国で発給された身分証明書、運転免許証、滞在許可証、労働許可証、その他居住地を確認できる公文書など提示が求めれる場合があります。
 
(参考)フィンランド国境警備隊出入国規制新ガイドライン
https://www.raja.fi/current_issues/guidelines_for_border_traffic
 
〈2 集会・イベント制限〉
 感染状況が著しく悪化しない限り、8月1日より、参加者数500人超の屋内外の大規模集会・イベントの開催が認められます。
8月以降も感染状況に著しい悪化の兆候がない限り、10月1日をもって、全ての屋内外の集会等を解禁し、参加者数制限が廃止される予定です。
 
〈3 飲食店営業規制〉
 現在、飲食店の営業に関して以下の規制が継続しています。
・ 飲食は全て着座で行うこと。
・ 店舗内の客席、調度品等の配置及び給仕方法を考慮し、飲食客が店舗内で混雑することなく、店舗出入り時にも互いに安全  
  な距離を保てるようにする。
・ 店舗入口付近に手指消毒剤を配置し、調度品・食器等を清潔に保つとともに、店舗内の見やすいところに衛生上の注意等を 
  掲出すること。
 
 なお、これまで感染拡大防止措置として、国内の移動制限、学校教育の制限、教育・文化・スポーツ施設等の閉鎖などが行われていましたが、これらは順次、解除となっています。(参照:フィンランド政府サイトhttps://valtioneuvosto.fi/en/information-on-coronavirus/current-restrictions
 
 
【参考】これまでのフィンランド政府による感染対策措置の経緯