日本・フィンランド二国間関係

日本・フィンランド両国関係の歴史

フィンランドが1917年12月独立を達成すると、日本は1919年5月国家承認を与え、その結果、両国は相互に外交関係を樹立することとなり、1919年9月6日、著名な言語学者ラムステッド教授が首都に駐在する初めての外交使節として任命された。 日本からは1921年に畑良太郎在スウェーデン特命全権公使がフィンランドを兼任することになった。それ以来これまでの間、両国は外交関係が絶たれた第二次大戦中から戦後の一時期を除き、一貫して友好関係を発展させてきた。

特に近年、両国関係は経済・貿易面のみならず、文化・学術・技術・環境協力の分野にも及び、その交流の幅を広げつつある。特に1978年に北欧諸国の中では初めて日本と文化協定が締結されてから、交流は飛躍的に増大した。 また1981年の航空協定によって、1983年からはフィンランド航空の東京・ヘルシンキ間直行便が開始された結果、フィンランドは地理的には日本にとって最も近い欧州の国となった。皇族、大統領、総理大臣等要人の訪問から地方自治体、青年等交流に至るまで、あらゆる層において交流が拡大している。

1997年のアハティサーリ大統領(当時)日本公式訪問の際には、科学技術協定が締結され、新たな両国関係の歴史の一ページを飾った。 また、前記の通り、1999年には両国外交関係80周年記念諸行事が実施され、更に2000年5月には天皇皇后両陛下が欧州御訪問の一環として当国を御訪問された。

2006年9月には小泉総理大臣(当時)が、ASEM6開催にあわせて、現職の総理大臣として約20年ぶりに当国を訪問された。

両国歴代大使・公使

 
1919年 外交関係開設
在スウェーデン特命全権公使による兼任 代理公使
1921-24 畑 良太郎
1925-28 永井 松三 
1930-33 武者小路公共
1933-36 白 鳥 敏 夫 
1919-29 ジョン・ラムステッド
1930-33 A.ヴィンケルマン
1936年 公使館開設
特命全権公使 特命全権公使
1937-37 酒匂秀一
1938-40 杉下裕次郎
1940-44 昌谷忠
1933-39 フーゴ・ヴァルヴァンネ
1939-44 カール・グスタヴ・イードマン
1944年 外交関係断絶(公使館閉鎖・外交使節不在)
1952  ヘルシンキ日本総領事館・在日フィンランド商務館・総領事事務所開設
総領事 総領事
1952-56 油橋 重遠
1956-57 本多 隆平
1952-57 ラグナー・スメースルンド
1957年 外交関係再開後在フィンランド日本公使館・在日フィンランド公使館再開
特命全権公使 特命全権公使
1959-61 都 村 新次郎
1961-62 小 島 太 作
1957-62 ラグナー・スメースルンド
1962年 大使館昇格
特命全権大使 特命全権大使
1962-65 小 島 太 作
1965-68 大 郷 正 夫
1968-72 山 中 俊 夫
1972-74 山 本 良 雄
1974-77 上 川 洋
1977-80 人 見 鉄三郎
1980-84 山 口 孝一郎
1984-87 高 橋 正太郎
1987-89 宮 川 渉
1989-92 黒河内 久 美
1992-95 大 鷹 市 郎
1995-98 高 原 須美子
1998-2000 石 垣 泰 司
2000-03   長谷川 憲 正
2003-06 近 藤 茂 夫
2006-09 本田 均
2009-12 丸山 博
2012-16 篠田 研次
2016-   山本条太
1962-68 ヤーコ・アホカス
1968-71 オーケ・ヴィヒトル
1971-72 アールニオ・カルヒロ
1972-76 オスモ・ラレス
1978-84 ヘンリック・ブルムステッド
1984-90 パウリ・オパス
1990-94 ヘイッキ・カルハ
1994-2000 ペッカ・リントゥ
2000-05 エーロ・サロヴァーラ
2005-09 ヨルマ・ユリーン
2009-13 ヤリ・グスタフソン
2013-16 マヌ・ヴィルタモ
2016- ユッカ・シウコサーリ