海洋プラスチックごみに関するオンラインセミナーの開催

令和3年3月8日
3月5日、外務省による令和2年度講師派遣事業の一環として、磯辺篤彦九州大学応用力学研究所教授をお招きし、バルト海環境保護委員会(HELCOM)の協力を得て、当館主催の海洋プラスチックごみに関するオンラインセミナーを開催しました。本セミナーには、リュディガー・ストレンペルHELCOM事務局長のほか、フィンランドを含むバルト海沿岸諸国の海洋環境保護専門家約20人が出席しました。
 
本セミナーでは、冒頭の村田大使(挨拶はこちら)による挨拶に続き、磯辺教授より、独自の研究による将来予測とともにプラスチックごみによる深刻な海洋汚染の問題についての講演が行われました。質疑応答においては、海洋プラスチックごみのモニタリング標準化の課題などについて専門的見地からの意見交換が出席者と行われました。
 
なお、バルト海環境保護委員会は同海沿岸諸国の協力による海洋環境保護のためのヘルシンキ条約により設立された地域機関で、ヘルシンキに本部に置かれています