藤村大使のイマトラ視察
令和4年5月6日
5月4日、藤村大使は、庄崎一等書記官と共に、ロシアとの国境の町、イマトラ(Imatra)にある日本製鉄のフィンランド現地子会社Ovako Imatra Oyとイマトラ国境検問所を訪問・視察しました。
Ovako Imatra Oyではウイッティ副社長のほか3名の日本人職員の方とお会いし、フィンランド国内でクリーンエネルギーを使って発電された電力により、低二酸化炭素排出を達成している工場の操業について説明を受け、歴史を感じさせる外観の工場建物内で、安全かつ合理的な製造工程で作業が進められている様子を見学しました。欧州各国へ高い信頼性のある製品を送り出している同工場は、現地の雇用にも大きく貢献しているとのことです。
イマトラ国境検問所(Imatra Border Crossing Point)は、南東フィンランド国境警備隊が管轄し、コロナ禍の前までは年間総往来数が最多で約1,000万台を記録し、通行量で上位にある場所です。ロシア側にあるSvetogorsk国境検問所との間は約700メートルしかなく、往来の多い時には貨物車両の長い列ができるほどであったとのことです。
現在は、パンデミック関連の規制の他、ウクライナ危機を受けたロシアへの各種経済制裁のため、通行量は激減しており、訪問した当日も、閑散とした状態でした。
国境管理の状況について説明をして下さったブロンクヴィスト南東フィンランド国境警備隊長によると、過去数年間、またウクライナ危機が起きて以降も、ロシアとの国境では平穏な状態が続いていて、適切に管理が行われおり、今後もあらゆる状況にも対応できるよう準備していくとのことでした。
Ovako Imatra Oyではウイッティ副社長のほか3名の日本人職員の方とお会いし、フィンランド国内でクリーンエネルギーを使って発電された電力により、低二酸化炭素排出を達成している工場の操業について説明を受け、歴史を感じさせる外観の工場建物内で、安全かつ合理的な製造工程で作業が進められている様子を見学しました。欧州各国へ高い信頼性のある製品を送り出している同工場は、現地の雇用にも大きく貢献しているとのことです。
藤村大使とウイッティ副社長(中央)及び3名の日本人職員の方たちほか |
イマトラ国境検問所(Imatra Border Crossing Point)は、南東フィンランド国境警備隊が管轄し、コロナ禍の前までは年間総往来数が最多で約1,000万台を記録し、通行量で上位にある場所です。ロシア側にあるSvetogorsk国境検問所との間は約700メートルしかなく、往来の多い時には貨物車両の長い列ができるほどであったとのことです。
現在は、パンデミック関連の規制の他、ウクライナ危機を受けたロシアへの各種経済制裁のため、通行量は激減しており、訪問した当日も、閑散とした状態でした。
国境管理の状況について説明をして下さったブロンクヴィスト南東フィンランド国境警備隊長によると、過去数年間、またウクライナ危機が起きて以降も、ロシアとの国境では平穏な状態が続いていて、適切に管理が行われおり、今後もあらゆる状況にも対応できるよう準備していくとのことでした。
藤村大使とブロンクヴィスト隊長 |
車両用の出入国審査レーン 改修・整備中 |