ノーベル文学賞作家に敬意を表して
令和4年11月28日
11月28日、フィンランド人の作家フランス・エーミル・シッランパーの関係の方々を日本大使公邸に招いて昼食会が開催されました。
シッランパー(Frans Eemil Sillanpää、1888-1964)は1939年にノーベル文学賞を受賞した作家です。
本年8月、日本で、シッランパーの名作「若く逝きしもの (原題:Nuorena nukkunut) (1931)」が1953年の発行以来、約70年ぶりに復刊されました(みずいろブックス)。
これを機会として、日本大使館は、このノーベル賞作家に敬意を表して、「シッランパー協会」の役員であるマルヤ・レポラ(Ms. Marja Lepola)氏とご一緒する昼食会を催しました。
この会合には、東京で「ヨーロッパ文芸フェスティバルEuropean Literature Festival 2022」に出席した後ヘルシンキへ戻ったばかりのセルボ貴子氏(Ms. Takako Servo)も出席しました。セルボ氏はフィンランド人作家ミカ・ワルタリ(Mika Waltari)の歴史小説「エジプト人(原題:Sinuhe egyptiläinen)(1945)」を翻訳中で、みずいろブックスより全訳が明年に刊行される予定です。
昼食会で、藤村大使は、シッランパーへ改めて敬意を表した上で、「若く逝きしもの」の復刊で日本においてフィンランド文学に対する関心が一層高まり、文芸を通じた二国間文化交流が進んでいくことを期待しますと述べました。

シッランパー(Frans Eemil Sillanpää、1888-1964)は1939年にノーベル文学賞を受賞した作家です。
本年8月、日本で、シッランパーの名作「若く逝きしもの (原題:Nuorena nukkunut) (1931)」が1953年の発行以来、約70年ぶりに復刊されました(みずいろブックス)。
これを機会として、日本大使館は、このノーベル賞作家に敬意を表して、「シッランパー協会」の役員であるマルヤ・レポラ(Ms. Marja Lepola)氏とご一緒する昼食会を催しました。
この会合には、東京で「ヨーロッパ文芸フェスティバルEuropean Literature Festival 2022」に出席した後ヘルシンキへ戻ったばかりのセルボ貴子氏(Ms. Takako Servo)も出席しました。セルボ氏はフィンランド人作家ミカ・ワルタリ(Mika Waltari)の歴史小説「エジプト人(原題:Sinuhe egyptiläinen)(1945)」を翻訳中で、みずいろブックスより全訳が明年に刊行される予定です。
昼食会で、藤村大使は、シッランパーへ改めて敬意を表した上で、「若く逝きしもの」の復刊で日本においてフィンランド文学に対する関心が一層高まり、文芸を通じた二国間文化交流が進んでいくことを期待しますと述べました。
