Barents Green Transition Meeting in Kemiへ参加

　2月14日から16日まで、フィンランド北部の都市ケミ市で当国外務省主催にて開催された「Barents Green Transition Meeting」に経済班　三浦書記官とアルトゥリ職員が参加しました。　
　このミーティングは、バレンツ地域の安定と持続可能な開発を促進することを目的とするバレンツ・ユーロ北極評議会の議長国であるフィンランド政府が、各国の方々を招待し、フィンランドのMeri-Lappi地域を中心とした自治体や企業がグリーン・トランジションに大きな力を注いでいる事業等を説明するために開催したもので、2泊3日の日程で行われました。
　会議には、ミカ・リンティラ経済大臣も出席し、北部地域全体への巨大なグリーン・トランジション投資が、この地域の持続可能な未来を創造するものであり、今後も継続していくことの重要性を述べました。そしてフィンランド、ノルウエー、スウェーデン3か国によるパネルディスカッション、ラップランド応用大学と企業との連携や衣類のリサイクル会社Infinited Fiber Companyの説明、ゼロカーボンを達成しているIi町の自治体の取り組みなどを聞き、北部地域のグリーン・トラジッションの現状を理解する好機となりました。