北カレリア地方(トホマヤルヴィ市及びヨエンスー市)への訪問

令和6年9月6日
8月30日~31日、岡田大使、三浦書記官及び牛草書記官は、トホマヤルヴィ及びヨエンスーを訪問しました。
 
30日は、トホマヤルヴィ市にある国境警備隊北カレリア管区を訪問し、ムルトネン副司令官から国境検問所の状況や業務内容等について聴取したほか、同市のロッポネン市長から同市の概況等についてうかがいました。また、北カレリアにあるNordic Koivu社、Savon Voima社及びArbonaut社を訪問し、それぞれの企業の取り組みや製品などについて説明を受けました。
 
31日には、ヒロヴォネン知事ほか、北カレリアBIOSYSプロジェクトの関係者などの出席のもと、ヨエンスー市にあるキルッコ公園(Kirkkopuisto)にて、北海道のエゾヤマ桜の植樹イベントが開催され、今後の北カレリア地方と北海道、長野県との友好関係並びにBIOSYSプロジェクトの益々の発展を願って、北海道フィンランド協会から寄贈された蝦夷山桜を含む4本の桜の木が植樹されました。
 
北カレリアBIOSYSプロジェクトとは、北カレリア地方、北海道及び長野県で、森林バイオエコノミーおよびグリーントランジションに携わるパートナー間で長期的な関係を築くことを目的とし、BIOSYSエコシステムの協力を通じて、様々なネットワークを確立し、地域間交流、研究開発イノベーション、ビジネスの発展と協力を目指すプロジェクトです。