岡田大使のイナリ出張

令和7年10月3日
 岡田大使は9月29日から30日にかけて、ラップランドのイナリを訪問しました。イヴァロ町では、トンミ・カスリネン・イナリ市長らとの懇談やUTAC Ivalo自動車関連寒冷地試験場の視察を通じ、地域社会や産業振興に関する理解を深めることができました。
 
 また、サーミ議会にてトゥオマス・アスラク・ユーソ議長代理と会談し、サーミの文化的・言語的権利や自治の取組について意見交換を行いました。サーミ博物館Siidaでは、タイナ・マーレト・ピエスキ館長のご案内のもと、サーミ文化と北ラップランドの自然に関する展示を視察しました。さらに、公共放送Yleサーミ支局やサーミ高等職業専門学校(SAKK)を訪問し、先住民族の言語と文化を守る取り組みの現場を視察しました。
 
 イナリの皆さまの温かいおもてなしに心より感謝申し上げます。今回の訪問を通じ、フィンランドの多様性と地域社会の活力を改めて感じることができました。

 

(左から)フオタリ・イナリ市議会議長、岡田大使、カスリネン・
イナリ市長、テルヴァハウタ イナリ市執行委員会長 

サーミ博物館Siida視察の様子
 

岡田大使とピエスキSiida館長

岡田大使とユーソ・サーミ議会議長代理 

サーミ高等職業専門学校の皆さまと

サーミ高等職業専門学校視察の様子

UTAC Ivalo試験場にて