【日フィン100周年】エリク・ラクスマン・セミナー

令和元年11月21日
11月18日(月),日フィンランド外交関係樹立100周年を記念して,サヴォンリンナ市,サヴォンリンナ学問協会が主催するエリク・ラクスマン・セミナーが開催され,コソネン大臣臨席の下,大使館を代表して村田大使より挨拶を行いました。

サヴォンリンナ出身の自然科学者エリク・ラクスマンは遭難しロシアに辿り着いた日本人船頭の大黒屋光太夫一行の境遇に同情し,ロシア皇帝のエカチェリーナ2世へ直訴するなどして,一行の帰国を実現させました。外交関係樹立前から始まった日本とフィンランドの温かな友情は,今も脈々と受け継がれています。

なお,大黒屋光太夫の出身である鈴鹿市の大黒屋光太夫記念館では10月9日から12月8日まで「光太夫とふたりのラクスマン―日本・フィンランド関係のあけぼの」展が開催されています。